20260612_3
中間の解説はまだ先らしい
二項分布がメイン
幾何分布と超幾何分布は関係ないらしい
(a+b)nの係数が二項係数、二項係数はパスカルの三角形で計算できる
二項係数=\left(\begin{align}n\\ k\end{align}\right)=\dfrac{n!}{(n-k)!k!}= _{n}C_{k}
順列はnPk=(n−k)!n!
順列について、取り出したkこの並べ方を同一とするためk!1する
等比級数
Sn=ra0−a0(1+r)n
二項分布(binomial distribution)
ベルヌーイ試行を繰り返し行う(回数は有限とする)
実験回数をnとする場合はnより多くても少なくてもいけない
n回のうち成功回数が特定の数になる確率
p(x)=nCxpx(1−p)n−x
→それぞれのパターンに組み合わせの数を掛ける
コルモゴロフチェック
- p(x)>0となる
- 全確率は1となる
- 成功回数は互いに素
モーメント(平均と分散)
E[X]=np(互いに独立なベルヌーイ試行の和)
E[X]=x=0∑nxp(x)=x=0∑nxx!(n−x)!n!px(1−p)n−x(1)=x=1∑n(x−1)!(n−x)!n!px(1−p)n−x(2)=x=1∑n(x−1)!(n−1−(x−1))!n⋅(n−1)!p⋅px−1(1−p)n−1−(x−1)(3)=n⋅px=1∑nn−1Cx−1px−1(1−p)n−1−(x−1)(4)=np(p+(1−p))n−1=np(5)
💡 式変形の解説
- 期待値の定義 E[X]=∑xp(x) に二項分布 B(n,p) の確率質量関数 p(x)=nCxpx(1−p)n−x を代入
- x=0 のとき 0⋅p(0)=0 なので和は x=1 からでOK。x!(n−x)!x⋅n!=(x−1)!(n−x)!n! と約分
- n!=n⋅(n−1)!、px=p⋅px−1、n−x=(n−1)−(x−1) と分解し、外に出せる n と p を1つずつシグマの外へ
- (x−1)!{(n−1)−(x−1)}!(n−1)!=n−1Cx−1 と整理。するとシグマの中身は「試行回数 n−1、成功確率 p の二項分布 B(n−1,p) の全確率の和」
- 二項分布の全確率 ∑x=1nn−1Cx−1px−1(1−p)(n−1)−(x−1)=(p+(1−p))n−1=1n−1=1。よって E[X]=np
V[X]=np(1−p)(n個の互いに独立なベルヌーイ試行の和)
V[X]=E[X2]−(E[X])2=E[X(X−1)]+E[X]−(E[X])2 ← ポイント: E[X2]=E[X(X−1)]+E[X] の関係を使うと計算が楽になる
を用いる
E[X(X−1)]=x=0∑nx(x−1)nCxpx(1−p)n−x(1)=x=2∑nx!(n−x)!x(x−1)n!px(1−p)n−x(2)=x=2∑n(x−2)!(n−x)!n!px(1−p)n−x(3)=x=2∑n(x−2)!{(n−2)−(x−2)}!n(n−1)(n−2)!p2px−2(1−p)(n−2)−(x−2)(4)=n(n−1)p2x=2∑nn−2Cx−2px−2(1−p)(n−2)−(x−2)(5)=n(n−1)p2{p+(1−p)}n−2(6)=n(n−1)p2(7)
💡 式変形の解説
- 定義通り E[X(X−1)]=∑x(x−1)p(x) に PMF を代入
- x=0,1 のとき x(x−1)=0 なので和は x=2 からでOK。x!x(x−1)=(x−2)!1 と約分
- さらに整理して n!/(x−2)!(n−x)! の形に。この時点ではまだ px(1−p)n−x が残ってることに注意
- n!=n(n−1)(n−2)!、px=p2px−2、n−x=(n−2)−(x−2) と因数分解
- n−2Cx−2 の形に整理 = 「試行回数 n−2 の二項分布」が見えてくる
- シグマの中身は B(n−2,p) の全確率 =(p+(1−p))n−2=1
- よって E[X(X−1)]=n(n−1)p2
よって
V[X]=E[X(X−1)]+E[X]−(E[X])2=n(n−1)p2+np−(np)2=np−np2=np(1−p)
💡 最終計算
V[X]=n(n−1)p2+np−n2p2=(n2p2−np2)+np−n2p2=np−np2=np(1−p)
つまり 二項分布 B(n,p) の分散は V[X]=np(1−p)。ベルヌーイ試行 Ber(p) の分散 p(1−p) が n 個分になってる
積率母関数 (Moment Generating Function)
MX(t)=E(etX)=x=0∑netxnCxpx(1−p)n−x(1)=x=0∑nnCx(pet)x(1−p)n−x(2)=(1−p+pet)n(3)
💡 式変形の解説
- 積率母関数の定義 MX(t)=E(etX) に PMF を代入
- etxpx=(pet)x と1つにまとめる
- 二項定理 ∑x=0nnCxaxbn−x=(a+b)n において a=pet, b=1−p と見ると一発!
📌 MGF の使いみち
- MX(t) を t で微分して t=0 を代入すると積率(モーメント)が得られる
- E[X]=MX′(0)=np
- E[X2]=MX′′(0)=np+n(n−1)p2
- 独立な確率変数の和の MGF は MGF の積 になる性質がある(後で使う)