論理設計学 問題と解答解説集

テキスト:Morris Mano “Digital Design”
対応ノート:第15回 順序回路の設計手順 | 順序回路 総復習

使い方

まず自分で解いてから、解答コールアウトを開いて答え合わせ。解説コールアウトで理解を深めよう。必要な回路図はMermaidで描いてある。


1章 — 2進数・基数変換

1.11 基数変換

以下の2進数を8進数と16進数に変換せよ。次に、8進数と16進数をそれぞれ10進数に変換し、等しいことを確認せよ。


1.17 2進数の加算・減算・乗算

以下の2進数について加算、減算、乗算を行え。


1.21 基数の特定

以下は3桁の正の数の加算を示す。この結果が正しいとき、3桁の正の数の基数を答えよ。また、それぞれオーバフローが生じるか否かを答えよ。


2章 — 論理式の簡単化(定理の適用)

2.12 定理を1つ適用した簡単化

以下の論理式に定理を1つ適用して簡単化せよ。また、使用した定理を述べよ。







3章 — 展開・排他的論理和

3.15 展開

下記の式を展開せよ(ヒント:式(3.3) を活用する)。



3.16 排他的論理和の変形

式(3.6) を用いて排他的論理和を積和形に変形した後、全体の論理式を和積形に変形せよ。


4章 — 加算器・減算器

4.11 全減算器(Full Subtractor)

全減算器について以下の問いに答えよ。

(a) 表4.6から、 の論理式を求め、論理ゲートを用いた回路図を描きなさい。
(b) と全加算器の出力Sumの論理式(4.20)を比較して、それらの関係を述べよ。また、 と全加算器の出力 の論理式(4.21)を比較して、それらの関係を述べよ。


4.12 4ビット加算回路

下記の4ビットの2進数の計算を行う回路を、1ビットの全加算器モジュールとインバータを用いて図示せよ。ただし、4ビットの2進数は2の補数とする。


5章 — カルノー図

5.14 K-map → 最小積和形(SOP)

下記の関数について、カルノー図を用いて最小の積和形の論理式を求めよ。







5.15 K-map → 最小和積形(POS)

上記(a)〜(f)の関数について、カルノー図を用いて最小の和積形の論理式を求めよ。


6章 — クワイン・マクラスキー法

6.9 Q-M法

クワイン・マクラスキー法を用いて、次の関数の最小の積和形を求めよ。


7章 — 多段ゲート回路

7.1 2段・3段ゲート回路

下記の式について(a)と(b)に答えよ。

(a) 最小の2段OR-ANDゲート回路の論理式を求めよ。
(b) 最小の3段OR-AND-ORゲート回路の論理式を求めよ。


8章 — ハザード

8.7 静的0ハザード

下記の関数が静的0ハザードをもつか答えよ。静的0ハザードが発生する場合の入力 の変化をすべて列挙せよ。

ヒント:図8.10(b)のようなカルノー図を描き、隣接する2つの0で同一ループに含まれない組合せをすべて探す。


9章 — マルチプレクサ(MUX)

9.17 MUXの実装

アクティブハイ出力/アクティブハイ・イネーブルの2:1 MUX 2個とインバータ、ORゲートを用いて、下記の回路を実装したい。

(a) アクティブハイ出力/イネーブルなしの 4:1 MUX を図示せよ。
(b) アクティブロー出力/イネーブルなしの 4:1 MUX を図示せよ。


10章 — リセット優先フリップフロップ

10章の問題

リセット優先フリップフロップは入力 が許可され、このときにフリップフロップがリセットされることを除いてS-Rフリップフロップと同様に動作する。

(a) リセット優先フリップフロップの真理値表(遷移表)を示せ。
(b) カルノー図を用いてリセット優先フリップフロップの特性方程式を求めよ。
(c) S-Rフリップフロップに何らかの回路を追加することで、リセット優先フリップフロップ回路を図示せよ。(ヒント:教科書p.90の式(10.5)と(b)で求めた式を比較して考えると良い)


カウンタ設計(J-K FF)

下記の次状態表を持つカウンタをJ-Kフリップフロップ3個で設計する。各J-Kフリップフロップの入力 の論理式を求めよ。また、初期値 のとき、次状態のカウンタ値を答えよ。

C B AC⁺ B⁺ A⁺
0 0 00 0 1
0 0 10 1 0
0 1 00 1 1
0 1 11 0 0
1 0 01 0 1
1 0 11 1 0
1 1 01 1 1
1 1 10 0 0

13章 — 順序回路の解析

13.4 順序回路(遷移表・状態図・タイミング図)

教科書の図12.17の回路(CLKの立下りエッジ駆動)で、入力が X のみ、Dフリップフロップが3個の回路を考える。また、組合せ回路の論理式が以下の通りとする。

(a) この回路の遷移表と状態図を示せ。
(b) 入力 に対する X, CLK, Q1, Q2, Q3, Z のタイミング図を図示せよ。ただし、X は CLK の立下りエッジと立上りエッジの中間で変化するものとする。
(c) このタイミング図で誤った出力が出る場合、誤った出力が出ないようにするにはクロックに対して入力がどこで変化すればよいか?ただし、フリップフロップのホールド時間はゼロとする。


参考

この問題集は教科書の章ごとに構成してある。各問題の前に対応する章のノートを読み返してから取り組むと効果的。

特によく出るテーマ:

  • 順序回路の設計手順(Ch15)→ 本日のノート
  • 状態削減と状態割当(Ch14)→ 第14回ノート
  • K-mapを使った論理式の簡単化(Ch5-6)
  • カウンタ設計(Ch11)